2014年6月22日日曜日

住宅ローン金利が2014年7月にも過去最低水準を更新する見込み

住宅ローン金利について一部金融機関で金利の発表がありました。それによると、イオン銀行が優遇後変動金利を0.57%へと引きげたことで、それまでの最低であったソニー銀行の0.599%を下回ることになりました。
(参考:変動金利の住宅ローン比較

昨年はインフレ率は1.5%程度の伸び、今年は消費税増税の影響もありますが、去年以上の伸びを見せるものと考えられています。

これを考えると、完全に逆ザヤ状態であり、変動金利であれば「借りたほうが実質上の借金は減っている状態」になっているといえます。

物価上昇と運用利回りの差による実質的な資産の目減り」のような記事では金融緩和による金利を抑えることで資産運用という面からは目減りを引き起こしていると書かれていますが、ローンと言う立場で言えば、超低金利で借りれる今はボーナスステージのようなものといえます。



もっとも、変動金利なので将来金利が上昇に転じた場合は合わせて金利も上がるという点はリスクとして残りますが、優遇幅の大きさを考えるとかなり魅力的といえます。


増税の影響もあって住宅に対する需要の落ち込みもあり、各銀行とも収益性を削ってでも取りに来ている感じがありありと出ていますね。


2014年6月11日水曜日

妊活が必要と言われる中での晩婚化で無理ゲー化

妊活ということばが色々使われており、合計特殊出生数が増加に転じたと言うニュースが出てまりいました。その一方で、晩婚化が進んでいる昨今で、女性の年齢による妊娠確率の変動に関する記事を読みました。

記事:妊娠する確率ってどのくらい?

これを読む限り30歳を越えた場合には妊娠率は下落し、また流産率が上昇するということで子供が20代と比べて出来にくくなる、とくに35歳を越えたらそれは顕著となると書かれているわけです。

こう考えると、晩婚化というものがすべての原因のような気がしてきました。
実際に私の周りでも不妊治療を受けているという夫婦は多いようで、妊娠(出産適齢期)に対する知識の欠如が少子化の原因の一つにあるように思います。

みなさんはどうお考えになりますか?

2014年5月28日水曜日

株をやるときに知っておきたい投資関連指標の読み方

株をやろうとすると、色々な指標が出てきます。
有名どころだとPERとかPBRとかありますよね。

こうした指標の意味って正しく理解できていますか?今回はこうした投資関連でよく利用される指標についての簡単な説明とそれぞれを深く理解できるウェブページを紹介していきます。


PER(株価収益率)
端的に言うと、収益面から考えて株価は割安かどうかを示す指標です。○倍で示され倍率が低いほど割安となります。
ただし、成長力の高い(と期待される)会社はPERは高くなります。高い=ダメというわけではないのでご注意ください。
PER(株価収益率)とは | 基本が理解しやすいです。計算式など
PERから考える損切り(ロスカット)の判断 | PERがわかりやすい


PBR(株価純資産倍率)
資産から考えて株価はどのくらい評価されているのかを示す指標です。PERと同じように倍でしめされます。1倍=資産価値と時価総額が同等ということになります。
1倍を割れば基本的には割安とういことになりますね。
ただし、1倍を割ると言うことはそれなりの理由があるということも忘れてはいけません。
PBR(株価純資産倍率とは) | 計算式や意味など


基本は上の二つが使われることが多いです。収益面と資産面からの評価ですね。
あとの指標はおまけ的です。

ROE(株主資本利益率)・ROA(資産収益率)
どれだけ資金を有効活用しているかを示す指標です。高いほど「効率的」な経営ができていると判断することが出来ます。主に同業比較に利用します。


自己資本比率
健全性を示します。高いほどより安全といえます。

2014年4月14日月曜日

サラリーマンでも出来る節税「ふるさと納税」の活用法

ふるさと納税というのは寄付金控除を利用して、自分が住んでいる自治体以外の場所に寄付をすることができるという制度です。
この制度を利用すれば寄付金控除は「税額控除」として利用できるので、控除対象外となる2000円を除けば、全額を非課税で寄付できると言う制度です。

たとえば年に10万円の税金を納めている人であればその10%である1万円まで寄付可能です。
(最高で個人住民税の10%まで)ただし、2000円は自己負担となりますので、1万円寄付することで8000円の節税になります。

お前は算数も出来ないのか??と思われるかもしれません。

たしかに1万円寄付して8000円節税できても何の意味もないですよね。
しかしながら「ふるさと納税で特産品・特典をもらって得をする」などでも説明されていますが、ふるさと納税の場合「プレゼント」を受け取ることが出来るというのが大きなポイントです。

たとえば、1万円の寄付で数千円以上のギフトをもらえることもあります。
つまり、リターンがあるわけです。

たとえば1万円寄付して8000円の節税。コレに加えて5000円相当のギフトを受け取ることが出来るとしたら、実際には13000円分を1万円の寄付で受け取れれることになるわけです。

最近では、こうしたふるさと納税をギフト目的で活用している人も多いといわれています。

この他のサラリーマンでも可能な節税方法やテクニックについては「サラリーマンの節税対策」もご一読くださいませ。

2014年3月10日月曜日

新等級制度(事故あり等級)と車両保険の必要性

多くの損保会社が今年中に新等級制度に移行します。
この目玉は「事故あり等級」と言うものが挙げられます。

事故あり等級というのは、自動車保険で保険を使った場合、等級ダウンに加えてダウンした等級と同じ年数の間、通常よりも割引率の低い保険料テーブルが適用されると言うことです。
 参考: 自動車保険の「等級」と保険料

この肝は「保険を使うか悩むー」という事故に対して自腹を切らせるように仕向けている保険会社の考えが挙げられます。

従来長期間保険を使わなかった方は20等級が3等級ダウンの17等級になっても保険料にはほとんど差がでませんでした。60%割引の保険料が58%になるだけだからです。
こういう人は保険を躊躇なく保険を使えたわけです。

しかしながら、こういう人も保険を使うことで17等級にダウンしたうえ、3年間は割高な保険料を支払うことになるわけです。試算してはいませんが、おそらく10万円超くらいまでの修理くらいなら、自腹を切ったほうがお得に鳴るのではないかと思います。

となってくると、車両保険に入るのも微妙にためらわれることになりますね。
(参考:車両保険とは

全損のような大きな被害時には使うことになりそうですが、それ以外の場合は甘利使わなくなりそうです。となると車両保険には大きめの「免責」をつけておいて保険料の割引を狙ったほうがお得感がありそうですよね。

2014年3月6日木曜日

借金が雪だるま式に増えるってのはどういう意味?

お金を借りるときにかかるコストは「金利」ですよね。
その金利というものは、「複利」で加算されます。複利というのは、利息の計算期間において利息に対しても利息が付くと言うこと。

仮に金利が10%だとする。
1年目:100万円の借金
2年目:110万円の借金
3年目:121万円の借金

2年目~3年目にかけては110万円の元利に対して利息がかかるので11万円の利息が発生。このようにして借金が膨らむわけです。

これは何もまとまった借金だけではありません。 クレジットカードのリボ払いや消費者金融(キャッシング)などでも同じです。

1度1度はたいした金額ではなくても、長期的に利用し続ければ借り入れは膨らみます。
そして膨らめば膨らむほど、毎月の返済に締める「利息」の割合が大きくなっていきます。

リボ払いは借金地獄転落への第一歩
上のサイトの「元利均等払い」のケースとして紹介されているものを見ると、リボ残債が膨らむごとに月々の返済に締める利息の割合が多くなって、最終的には100%を超えることに(実際には残高スライドが取られるのでこうはなりませんが)。

とにかく、借金については「元金を減らして行く」事が大切に成るわけです。
貯金とローン返済はどちらが大切?」というようなアホな質問もあるわけですが。当然借金の返済を先に進めましょう。

2014年2月22日土曜日

MSCB、個人投資家(株式市場)は俺の財布

MSCBやMSワラントの話などをきくと、これが許されるの?と思うことって多いよね。

MSCBしかりMSワラントしかりだけど、儲かるのは引き受け手と発行する会社だけ。既存株主はシラネって話になるわけだよね。

結局、資金調達をしたい企業はあっても通常の増資は引き受けてくれない。
それならMSCBだ!という話になっているわけで、そりゃあ資金調達は出来るかもしれないけど、既存株主は俺の財布になってくれ!って言っているのとほとんど同義だと思うんですけどね。

いかがなんでしょうか?

ちなみにMSCBについては「MSCB/転換価格修正条項付転換社債」なんかが参考になると思います。

MSCBやMSSOは一般的な増資とは違って、株価をひさげるための誘引が大きいことが問題なんですよ。